都城のパソコン修理・サポート専門店 パソコンサポーターゼットこんにちわ
パソコン快適生活応援団の応援団長です。


メーカー:FUJITSU
機種/型番:FMV E620(FMVE20N2A1)

押し入れに眠っていたパソコンに溜めていたデータが必要になり久しぶりに電源を入れると普通に立ち上がってはくるがしばらくすると電源が「プツン」と切れてしまう、何度やっても同じ症状でデータを見ることができないということで持ち込みご来店下さいました。

FMV E620(FMVE20N2A1) 電源が落ちる

まずは、症状を確認してみます。パソコンの電源を入れるとWindowsXPが起動されデスクトップ画面までは表示されましたが、砂時計のまま。まだ完全に立ち上がりきっていないようです。しばらく待ってみると「プツン」と電源が切れてしまいました。

症状から判断すると、ハードディスク、メモリ、電源ユニット、マザーボード、熱暴走などが考えられますが、カバーを開けて内部を調査してみます。

お客様と一緒にマザーボードを目視するとコンデンサの頭部膨張を発見。ハードディスク診断は異常なし、その他の診断も行なう予定でしたが、お客様の方から「どうせ廃棄処分するつもりだったのでデータだけ取り出せればいいですよ」とのことで、診断作業を中止し、データ救出に入っていきます。

マザーボード上のコンデンサ 頭部膨張

FMV E620に搭載させているHDDを取り出します。

FMV E620(FMVE20N2A1) HDD取り出し

最近はあまり見なくなりましたが、このHDDはIDEタイプでの接続でしたので、当店の検証機(FMV C620)に取り付けてWindowsを起動します。

起動しなくなったPCからデータ救出

あとは、お客様に必要なデータを伺いながらUSBメモリに保存して作業完了となりました。

北諸県郡三股町のお客様