NEC VersaProの画面が真っ白になる原因と対処法|都城市の修理事例

都城市丸谷町にお住まいのお客様からお持ち込みいただいたNEC VersaPro VKT16X-6は、フォルダーやアプリを開閉すると画面が真っ白になるというご相談でした。原因はSOURCENEXT製の高速化ソフト「驚速」との相性問題で、都城市のパソコンサポーターゼットが原因の切り分け方から解決までの流れを解説します。

「フォルダーやアプリを開いて、閉じようとすると画面が真っ白になってしまう」——都城市丸谷町にお住まいのお客様が、そんな症状でご来店くださったのは、NEC製ノートパソコン「VersaPro VKT16X-6」(型番:PC-VKT16XZG6)でした。何か特定のソフトを使っているときだけでなく、普段よく使うフォルダーやアプリを開閉するたびに症状が出るとのことで、「毎日使うものだけに困っている」というお話でした。

お預かりしてから実際に症状を確認し、原因を一つひとつ切り分けていったところ、意外なところに原因がありました。今回は、症状の確認からセーフモードでの切り分け、原因の特定、そして解決までの流れを、実際の作業写真とあわせてご紹介します。都城市のパソコンサポーターゼットが、「白い画面が出る」「特定の操作をすると調子が悪くなる」といった症状でお困りの方に向けて、原因の見極め方の考え方もあわせて解説しますので、ぜひ参考にしてください。

都城市丸谷町のお客様からお持ち込みいただいたNEC VersaPro VKT16X-6の外観。天板を閉じた状態で、NECのロゴが確認できます

ご来店時の症状|フォルダーやアプリを開閉すると画面が真っ白に

お客様は都城市丸谷町から店舗まで直接パソコンをお持ち込みくださいました。お話をうかがうと、「特定のソフトを使っているときというより、フォルダーやアプリを開いて、それを閉じようとしたタイミングで画面全体が真っ白になってしまう」とのことでした。真っ白になった後は操作を受け付けなくなることが多く、結局は電源を落として再起動せざるを得ないことが何度もあった、というお話でした。

お預かりしたNEC VersaPro VKT16X-6を開いた状態。画面は電源オフのため暗く、パームレスト部分にシールが貼られています

「画面が真っ白になる」という症状は、パソコンのご相談の中でも比較的よくいただく内容ですが、原因は決して一つではありません。グラフィック機能の不具合やディスプレイドライバーの問題、メモリの不良といったハードウェア寄りの原因もあれば、特定のソフトウェアが引き起こしている場合もあります。見慣れない症状が出ると「もう寿命かもしれない」「故障してしまった」と不安になる方も多いのですが、実際には故障ではなく、後から追加したソフトとの相性が原因だったというケースも少なくありません。初めてのご来店で症状の説明にご不安がある方は、初めて来店される方へもあわせてご覧いただくと、当日の流れがイメージしやすくなります。

症状の確認|まずはタスクマネージャーを開いて閉じてみる

お預かりしたパソコンで、まずは症状を確認するために、負荷の少ない操作から試すことにしました。最初に試したのは、タスクマネージャーを開いて、パフォーマンスの状況を確認したうえで閉じてみる、という基本的な操作です。この時点でのパフォーマンス画面では、CPUはIntel Core i5-8265U(18%・3.13GHz)、メモリは7.9GB中4.7GB(使用率59%)、ディスク0(C:)はSSD(SATA)で使用率90%と表示されており、スペック自体やディスクの搭載状況には特に異常は見当たりませんでした。

タスクマネージャーのパフォーマンス画面。CPUはIntel Core i5-8265U 18%・3.13GHz、メモリは4.7/7.9GB、ディスク0(C:)はSSD(SATA)で90%と表示されています

すると、このタスクマネージャーを開いて閉じるという、ごく基本的な操作そのものによって、お客様の言われる通り画面が真っ白になる症状を確認することができました。特別な操作をしたわけではなく、ウィンドウを開いて閉じるという普段通りの動作で症状が再現したことから、原因の切り分けを本格的に進めることになりました。

タスクマネージャーを開いて閉じる操作を行ったところ、お客様の言われる通り画面全体が真っ白になった様子。デスクトップのアイコンやタスクバーは表示されたままです

原因の切り分け|セーフモードでの確認と常駐アプリのしらみつぶし

画面が真っ白になる症状の原因を探るうえで、次に行ったのがセーフモードでの起動確認です。セーフモードとは、Windowsが必要最低限のドライバーとプログラムだけを読み込んで起動する診断用の特別なモードで、通常時に自動的に立ち上がる常駐ソフトの多くが動かない状態になります。セーフモードで起動し、同じようにフォルダーやアプリを開閉してみたところ、今度は症状が一切出ませんでした。

通常起動では症状が出るのに、常駐ソフトが動かないセーフモードでは症状が出ない——この結果から、「原因は常駐しているどれかのアプリではないか」という見立てが立ちました。そこで通常モードに戻り、パソコンの起動時に自動で立ち上がる常駐アプリを一つずつ無効にしては症状の有無を確認する、という地道な切り分け作業を行いました。このように候補を一つずつ止めて条件を絞り込んでいく方法は、原因がソフトウェア側にあると疑われる症状の診断でよく使われる手法です。作業中に見慣れないメッセージが表示されることもありましたが、そうした表示がそのまま故障を意味するわけではありません。この点については「見たことのないメッセージが出た!」は故障とは限りませんでも詳しく解説していますので、あわせてご参照ください。

原因判明|SOURCENEXT製の高速化ソフト「驚速」との相性問題

常駐アプリを一つずつ確認していく中で、症状の発生・非発生が切り替わったのが、SOURCENEXT(ソースネクスト)製のパソコン高速化ソフト「驚速(きょうそく) for Windows 10」でした。「驚速」は、不要なタスクの停止やメモリの解放、システム設定の最適化などを自動的に行うことで、パソコンの動作を軽快にすることをうたった高速化ソフトです。タスクトレイに常駐し、バックグラウンドで様々な最適化処理を行うタイプのソフトウェアです。

タスクトレイのアイコンにマウスを乗せると表示された「驚速 for Windows 10」というツールチップ

この「驚速」が動作している状態と、フォルダーやアプリの開閉というタイミングが重なったときに、今回の「画面が真っ白になる」症状が発生しているのではないかという見立てのもと、実際にタスクトレイのアイコンを右クリックし、「終了」を選んで動作を止めてみることにしました。

タスクトレイのアイコンを右クリックして表示されたメニュー。「トレイアイコンを隠す」「高速化項目の確認を表示しない」「終了」の項目が並んでいます

「終了」を選択すると、「終了させると、高速化中のアプリケーションなどが、予期せぬ動作をする可能性があります。本当に終了してよろしいですか?」という確認メッセージが表示されました。まさにこの警告文の通り、「高速化中のアプリケーションが予期せぬ動作をする」という内容が、今回の症状の性質と一致していたため、原因はこの「驚速」による最適化処理と、フォルダー・アプリの開閉というタイミングの組み合わせにある可能性が高いと判断しました。

「驚速 for Windows 10」の終了確認ダイアログ。「終了させると、高速化中のアプリケーションなどが、予期せぬ動作をする可能性があります。本当に終了してよろしいですか?」というメッセージとOK・キャンセルのボタンが表示されています

動作確認|「驚速」終了後はフォルダーやアプリを開閉しても症状が出ない

確認メッセージでOKを選び、「驚速」の動作を終了させたうえで、あらためてフォルダーやアプリを何度も開いたり閉じたりして症状の再現を試みました。その結果、先ほどまで頻発していた画面が真っ白になる症状は、一度も発生しませんでした。デスクトップにはお客様が普段お使いのフォルダーやアプリのアイコンが並んでいますが、これらを繰り返し開閉しても、画面表示は安定したままでした。

「驚速」を終了させた後、実際にフォルダーやアプリを何度も開いて閉じてみても症状が出ないことを確認しているノートパソコンのデスクトップ画面(お客様のプライバシー保護のため、画面内のアイコン表示にぼかし加工を施しています)

この結果から、今回の「画面が真っ白になる」症状は、パソコン本体やディスプレイ、メモリなどのハードウェアの故障ではなく、「驚速」という高速化ソフトの最適化処理と、フォルダー・アプリの開閉操作という特定のタイミングが重なったときに発生していた、ソフトウェア同士の相性問題であったと結論づけました。

お客様へのご説明とアンインストール、そして返却

診断結果をお客様にご説明したところ、「驚速」というソフトは以前ご自身で購入してインストールしたものの、現在はほとんど使っていないとのことで、「今は使用していないので、削除しても構わない」とのお返事をいただきました。そこで、「驚速」を正式にアンインストールする作業を行いました。アプリのインストールやアンインストールの基本的な考え方についてはアプリのインストールとアンインストール、初めての基本でもご紹介していますので、ご興味のある方はあわせてご覧ください。なお、今回のようにパソコンの動作に影響するソフトをアンインストールする際は、事前に「どのソフトが原因なのか」をきちんと切り分けたうえで行うことが大切です。セキュリティソフトの乗り換え時など、アンインストールの手順自体に注意が必要な場面もありますので、セキュリティソフトを乗り換えるとき、アンインストールで注意すべきこともあわせてご参照ください。

アンインストール後は、あらためてお客様と一緒にフォルダーやアプリの開閉を何度も繰り返し、症状が再発しないことを最終確認していただきました。実際の操作をお客様ご自身の目でご確認いただけたことで、安心してお持ち帰りいただくことができました。

「驚速」のようなパソコン高速化ソフトとの付き合い方

「驚速」に限らず、世の中には「パソコンを軽くする」「動作を高速化する」とうたう常駐型のソフトが数多く存在します。こうしたソフトの多くは、不要なタスクの停止やメモリの解放、レジストリの最適化といった処理を自動的に、あるいはバックグラウンドで行うことで体感速度の向上を狙う仕組みになっています。便利な面がある一方で、OSやほかのアプリが特定の処理を行っているタイミングと、高速化ソフトの最適化処理のタイミングが重なることで、今回のような予期しない不具合が起きることもあります。

特に、パソコンを購入した際にあらかじめインストールされていたソフトや、以前どこかでインストールした記憶が薄いソフトについては、「入っていることを忘れている」というケースが少なくありません。動作の不具合が起きたときには、直近でインストールした覚えのあるソフトだけでなく、こうした「気づかないうちに常駐しているソフト」も含めて見直してみることが、原因の切り分けの近道になることがあります。パソコンの動作に関する不安や、見慣れないメッセージが表示されて困ったときは、無理に自己判断で削除や設定変更を進めず、都城市のパソコンサポーターゼットまでお気軽にご相談ください。地域のパソコン修理・サポートについては都城市でパソコン修理・サポートを探している方へでも詳しくご紹介しています。

今回のケースから見える教訓

今回のご相談は、「画面が真っ白になる」という一見するとハードウェアの故障を疑ってしまいそうな症状であっても、実際には後から追加された常駐ソフトとの相性問題であるケースがある、という一例でした。セーフモードでの再現確認と、常駐アプリを一つずつ止めていく地道な切り分け作業によって、ハードウェアを交換することなく、ソフトのアンインストールという比較的シンプルな対応で解決に至りました。

都城でパソコンのサポートをしていると、「画面が真っ白・真っ黒になる」「特定の操作をすると固まる」といったご相談を数多くいただきますが、原因がハードウェアなのかソフトウェアなのかによって、必要な対応はまったく異なります。実際、当店では別の修理事例として、パソコンの動作が遅い…原因はSSDの空き容量不足でした|都城市の修理事例や、電源ランプ点滅で起動しない|都城市梅北町の修理事例、起動が遅い…原因はHDDでした|串間市本城の修理事例など、原因がそれぞれ異なる修理事例もご紹介しています。「なんとなく調子が悪い」「特定の操作をすると不安定になる」といった症状に心当たりのある方は、自己判断で放置したり、無理に初期化を検討したりする前に、一度都城市のパソコンサポーターゼットまでご相談ください。

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画面が真っ白・真っ黒になる、動作が不安定と感じたら

都城市にお住まいの方はもちろん、都城市近郊にお住まいの方もお気軽にご相談ください。パソコンサポーターゼットでは、画面表示の不具合や動作の不安定さについて、ハードウェア・ソフトウェアの両面から原因を切り分けてご案内しています。料金の目安はサポート料金表をご確認いただけます。まずは症状の内容を、パソコン修理・サポートのページからお気軽にご相談ください。店舗の場所やアクセスについては店舗案内もあわせてご覧ください。

よくある質問

Q. 画面が真っ白になる症状は、故障ではないのですか?

A. 画面が真っ白・真っ黒になる症状には、グラフィック機能やディスプレイの故障が原因の場合と、今回のように特定のソフトとの相性が原因の場合の両方があります。今回のケースはセーフモードでの確認と常駐アプリの切り分けにより、ソフトウェア側の相性問題であることが判明し、ハードウェアの交換なしに解決しました。

Q. セーフモードでの確認とは、どのようなことをするのですか?

A. セーフモードは、Windowsが必要最低限のドライバーとプログラムだけを読み込んで起動する診断用の特別な起動方法です。通常時に自動で立ち上がる常駐ソフトの多くが動作しない状態になるため、セーフモードで症状が出なければ、原因が常駐ソフト側にある可能性が高いと判断する目安になります。

Q. 「驚速」とはどのようなソフトですか?

A. SOURCENEXT製のパソコン高速化ソフトで、不要なタスクの停止やメモリの解放、システム設定の最適化などを自動的に行い、動作を軽快にすることをうたったソフトです。今回のケースでは、この最適化処理とフォルダー・アプリの開閉操作のタイミングが重なった際に、画面が真っ白になる症状が発生していました。

Q. パソコン高速化ソフトは使わないほうがいいのですか?

A. 高速化ソフトそのものが必ずしも悪いわけではありませんが、OSやほかのアプリの処理とタイミングが重なることで、今回のような予期しない不具合が起きることがあります。動作の不具合が続く場合は、購入時から入っていたソフトも含めて、常駐しているソフトを一度見直してみることをおすすめします。

Q. 原因のソフトを見つけるのに、どれくらい時間がかかりますか?

A. 常駐しているソフトの数や症状の再現しやすさによって異なります。今回はセーフモードでの再現確認と、常駐アプリを一つずつ止めて条件を絞り込む切り分け作業を行い、比較的スムーズに原因を特定できましたが、症状が出にくい場合はより時間を要することもあります。

Q. 修理にかかる料金や日数の目安を教えてください。

A. 症状や必要な作業内容によって異なるため、具体的な金額はサポート料金表をご確認ください。診断の結果、必要な作業内容と概算料金をご案内したうえで、ご了承いただいてから作業を進めていますのでご安心ください。

Q. 都城市丸谷町から、パソコンの持ち込みは可能ですか?

A. はい、店舗へのお持ち込みでご相談いただけます。都城市内はもちろん近郊エリアからもご来店いただいており、店舗の場所やアクセスについては店舗案内のページでご確認いただけます。

2026.09.27 18:10

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