付箋とメモ帳の使い方|Windows標準アプリでちょっとしたメモを残す方法

電話の内容をちょっと書き留めたい、買い物のリストを作りたい、あとで使う文章を一時的に置いておきたい。そんなときに、紙のメモ用紙を探したり、わざわざWordを立ち上げたりしていませんか。実は、Windowsパソコンには「付箋(Sticky Notes)」と「メモ帳」という、ちょっとしたメモに便利な標準アプリがあらかじめ入っています。新しくソフトを買ったり、インストールしたりする必要はなく、どちらも無料でその日からすぐに使い始められます。この記事では、2つのアプリがそれぞれどんなものなのか、基本的な使い方と、場面に応じた使い分け方を、都城のパソコンサポーターゼットが初めての方にも分かりやすくご紹介します。
付箋とメモ帳、どちらもWindowsに最初から入っている標準アプリです
「付箋」と「メモ帳」は、どちらもWindowsにあらかじめ用意されている標準アプリですので、特別な準備は必要ありません。名前が似ているため混同されることもありますが、役割はかなり違います。付箋は、その名のとおり、パソコンの画面上に黄色いメモ用紙を貼りつけておくようなイメージのアプリです。思いついたことをさっと書いて、画面の隅に置いておけます。一方のメモ帳は、飾りのないシンプルな文字入力専用のアプリで、書いた内容を「ファイル」として保存しておくのに向いています。どちらも操作は難しくありませんので、「ちょっとしたメモのための道具」として、気軽に試してみてください。なお、Windowsのバージョンや更新の状況によって、アプリの見た目や名称が少し異なることがあります。画面が本記事の説明と少し違って見える場合でも、基本的な考え方は変わりませんので、落ち着いて探してみてください。普段のメモを紙から画面に移すだけでも、書き写す手間や、紙をなくしてしまう心配が減り、作業がぐっと楽になります。
付箋(Sticky Notes)とは?画面に貼れる電子付箋
付箋は、デスクトップの上に小さな黄色いウィンドウとして表示される、電子版のメモ用紙です。開き方は、スタートボタンを押して「すべて」の一覧から「付箋」を探すか、スタートメニューを開いてすぐに「付箋」と入力して検索するのが簡単です。起動すると、新しい付箋が1枚開き、そのまま文字を入力できます。保存のための操作は必要なく、書いた内容は自動的に残ります。そのため、「書いた内容を保存するのを忘れていた」という心配が少なく、思いついたことをとにかくすぐ書き留めたい場面にぴったりです。パソコンを閉じても、次に付箋を開くと前回書いた内容がそのまま表示されます。画面の端に付箋を置いたまま作業をすれば、「あれをやらなければ」という思い出しのきっかけにもなります。電話のメモや、打ち合わせ中のちょっとした気づきなど、とにかく早く書き留めたいという場面では、付箋の手軽さが大いに役立ちます。
付箋の使い方:新しく作る・色を変える・消す
付箋の画面の左上にある「+」のボタンを押すと、新しい付箋をもう1枚追加できます。買い物リスト用、連絡事項用、というようにテーマごとに分けて何枚でも作れますので、画面上に付箋を並べて、本物の付箋のように使い分けることもできます。付箋の色は、右上にある「…」のボタンを押すと、黄色・ピンク・青・緑など、複数の色から選んで変更できます。大事なメモは目立つ色にしておくなど、色分けをしておくと、あとから見返したときに分かりやすくなります。不要になった付箋は、同じ「…」のボタンから削除を選ぶことで消せます。付箋の大きさは、ウィンドウの端をマウスでドラッグすれば自由に変えられますので、長めのメモを書くときは広げ、普段は小さくたたんでおくといった使い方もできます。削除の前には確認の画面が表示されることがありますので、間違って消してしまわないように、落ち着いて操作してください。あとで読み返したい大切なメモは、削除せずに残しておくか、メモ帳にコピーして保存しておくと安心です。
付箋の便利機能:文字の装飾と、ほかの端末との同期
付箋は、ただ文字を書くだけでなく、文字を太字にしたり、箇条書きにしたりといった簡単な装飾もできます。付箋の下部に並んでいる小さなボタンから、太字・斜体・下線・取り消し線・箇条書きなどを選べますので、買い物リストをチェックしながら進めたいときなどに便利です。また、Microsoftアカウントでサインインしている場合は、付箋の内容がほかの端末と同期される場合があります。スマートフォンやほかのパソコンから同じ付箋を確認できると、外出先でパソコンのメモを見たい場面にも役立ちます。ただし、同期の設定や利用できる範囲は、お使いの環境や設定によって異なります。同期されることを意識しておかないと、あとで思わぬ場所に内容が表示されることもあるため、パスワードなどの大切な情報を付箋に書き込むのは控えたほうが安心です。
アプリの使い方にお困りの方はご相談ください
「付箋が見つからない」「メモが消えてしまった」という方は、実際の画面を拝見しながら、確認方法をご案内いたします。お気軽にご相談ください。
メモ帳とは?文字だけのシンプルな標準アプリ
メモ帳は、文字入力だけに特化した、とてもシンプルなアプリです。フォントの種類や大きさを細かく変えたり、画像を入れたりといった機能はありませんが、そのぶん動作が軽く、すぐに開いてすぐに書けるという手軽さが魅力です。開き方は、スタートメニューを開いて「メモ帳」と入力して検索するのが簡単です。起動すると真っ白な入力画面が表示され、そのまま文字を入力できます。Wordのような書式設定がない分、余計な操作に迷うことがなく、「とにかく文字を書いておきたい」というときには、これ以上ないくらい扱いやすいアプリです。インターネット上の文章を一度メモ帳に貼りつけて、書式を取り除いてから別の場所に貼りつけ直す、といった使い方をする方も多くいらっしゃいます。また、メモ帳は文字が大きく表示されて見やすいため、パソコンに不慣れな方が最初の一歩として使ってみる練習用のアプリとしても向いています。
メモ帳の使い方:書いた内容を保存して残す
付箋と違い、メモ帳に書いた内容は、保存の操作をしないとファイルとして残りません。保存したいときは、キーボードの「Ctrl」を押しながら「S」を押すか、画面の左上の「ファイル」メニューから「保存」を選びます。初めて保存するときは、ファイルの名前と保存する場所を決める画面が表示されますので、あとで探しやすい名前を付けて、分かりやすい場所に保存してください。保存したファイルは「テキストファイル」と呼ばれる種類になり、拡張子は「.txt」になります。名前を付けて保存することで、あとから開き直して続きを書いたり、ほかの人に送ったりもできます。保存するときのファイル名は、「買い物リスト」「連絡先メモ」のように中身が想像できる名前にしておくと、あとで探すときにとても楽になります。なお、最近のWindowsでは、保存していない内容を次回起動時に復元してくれる場合もありますが、確実に残したい内容は、必ず保存の操作をしておくと安心です。保存の考え方については、「上書き保存」と「名前を付けて保存」の違いでも詳しくご紹介しています。
付箋とメモ帳の使い分け:どんなときにどちらを使う?
2つのアプリは、それぞれ得意な場面が違います。付箋は、「ちょっとだけ覚えておきたい」「今日中にやることを画面に出しておきたい」といった、短期間だけ使うメモに向いています。画面の端に出しっぱなしにしておけるので、作業中でも目に入りやすいのが利点です。一方のメモ帳は、「あとで見返したい」「ほかのアプリに貼りつけたい」といった、ファイルとして残しておきたい内容に向いています。たとえば、電話で聞いた住所をひとまず付箋に書いておき、あとで保存しておきたくなったら、メモ帳に貼りつけて保存する、という流れも便利です。反対に、メモ帳で書き始めた内容のうち、今日だけ目に入る場所に置いておきたい部分だけを付箋にコピーして貼る、という使い方もできます。どちらか一方に決めてしまわず、手軽さと保存のしやすさという2つの特徴を、そのときの目的に合わせて組み合わせていただくのがおすすめです。文章をコピーして貼りつけるときは、コピー・貼り付け・切り取り、まず覚えたい操作もあわせてご覧ください。
メモが消えてしまわないための注意点
付箋もメモ帳も手軽なぶん、大切な内容をしまいっぱなしにしてしまうと、思わぬ場面でメモが見つからなくなることがあります。付箋は、うっかり削除してしまうと元に戻せない場合がありますので、重要な内容は削除する前にもう一度確認してください。メモ帳は、保存せずにウィンドウを閉じてしまうと内容が失われることがありますので、「保存しますか?」という確認の画面が出たときは、慌てずに内容を確認してから選択してください。パスワードなど他人に見られたくない情報を、メモに書いたまま放置しておくのも避けたいところです。ご家族や職場の方とパソコンを共有している場合は、画面に付箋を貼りっぱなしにしておくと、内容が第三者の目に触れることもありますので、見られて困る内容は書かない、書いたらこまめに消すといった習慣をつけておくと安心です。また、よく使う方は、スタートメニューにピン留めしておくと、すぐに開けて便利です。ピン留めの方法は、スタートメニューのピン留め・カスタマイズでもっと使いやすくでもご紹介しています。
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よくあるご質問
Q1. 付箋とメモ帳は、どちらを使えばいいですか?
A1. 短期間だけ覚えておきたいメモは付箋、あとで見返したり保存したりしたい内容はメモ帳、という使い分けがおすすめです。
Q2. 付箋に書いた内容は、自動で保存されますか?
A2. はい、付箋は書いた内容が自動的に残ります。ただし、削除した付箋は元に戻せない場合がありますので、ご注意ください。
Q3. メモ帳で書いた内容を、Wordで開くことはできますか?
A3. はい、できます。メモ帳で保存した「.txt」のファイルは、Wordなどでも開くことができます。
Q4. 付箋が見当たりません。どこにありますか?
A4. スタートメニューを開いて「付箋」と入力して検索してみてください。表示されない場合は、お使いのバージョンによって名称や場所が異なることもありますので、ご相談ください。
Q5. メモ帳で文字化けしてしまうのはなぜですか?
A5. 文字コードの違いが原因のことが多いです。ほかのパソコンやアプリで保存されたファイルを開いたときに起こることがあります。
Q6. 付箋やメモ帳をいつでもすぐ開けるようにするには?
A6. スタートメニューやタスクバーにピン留めしておくと、すぐに開けて便利です。
Q7. 自分で設定するのが不安です。お任せすることはできますか?
A7. もちろんです。使い方のご案内から、よく使うアプリの整理まで、お手伝いいたします。
Q8. 相談だけでも大丈夫ですか?
A8. はい、大丈夫です。診断・お見積りは無料ですので、「これくらいのことで聞いてもいいのか」と迷わず、お気軽にお電話ください。
付箋とメモ帳は、どちらも普段あまり意識していなくても、実はとても頼りになる標準アプリです。ちょっとしたことは付箋、残しておきたいことはメモ帳と、場面に応じて使い分けていただくだけで、日々のメモの手間がぐっと楽になります。使い方に不安がある方や、メモが消えてしまってお困りの方は、都城市のパソコンサポーターゼットまでお気軽にご相談ください。









