都城のパソコン修理・サポート専門店 パソコンサポーターゼットおはようございます。
パソコン快適生活応援団の応援団長です。


メーカー:FUJITSU
機種/型番:FMV-BIBLO NF/D50(FMVNFD50CG)

都城オーバルパティオの南側にあるチャレンジショップ内の一店舗「ワイヤーアクセサリー Rutile」様より仕事で使用しているパソコンの動作が遅いので見てもらえませんか?とのことで持ち込みご来店下さいました。

パソコンの電源を入れるとディスクトップ画面が表示されるまでに10分以上かかり、起動時に実行されるソフトからのエラーも確認できました。このパソコンは2009年4月に発表されたWindowsVistaのPCでご購入されてから結構な年数も経っているので、ハードディスクの経年劣化による障害が発生していてもおかしくありませんが、ディスク診断をしてみるとディスク障害は見当たりませんでした。

FMV BIBLO NF/D50 動作が遅い

ハード障害じゃないとなるとソフト側が動作低下の原因となり、主に起動時に自動実行されるスタートアップアプリや常駐アプリ、レジストリの肥大化、ディスク断片化などが考えられますが、10分以上かかる起動がどの程度改善されるかは、処置を施してみないと分かりません。

購入時の動作速度に戻すにはリカバリをするのが一番なのですが、購入後にインストールされたソフトは再インストールが必要ですし、データバックアップ・リカバリ後のデータ復元と時間もかかります。お客様とリカバリを含めてご相談をさせて頂いた結果、仕事用のパソコンであまり時間もなく、今回はハードウェアのアップグレードで動作低下をカバーする事になりました。(ハードディスクをSSDに交換)

まずは、内蔵のハードディスクを取り出していきます。

FMV BIBLO NF/D50 ハードディスク取り出し

そして、今回使用するSSDは、

SK hynix SSD SL300シリーズ/SL301モデル 500GB Read 540MB/s Write 470MB/s HFS500G32TND-3112A

SK hynix SSD 500GB

元々のハードディスクは320GBでしたが、残り容量も20GBぐらいで今後ますます商品(アクセサリー)の写真を撮りためていくと思われるので、500GBのSSDを採用しました。

次にハードディスクとSSDを「これdo台」に接続しディスククローン(丸ごとコピー)を行ないます。320GBで1時間40分ぐらいで完了しました。診断時に行なったディスク診断通り不良セクタはありませんので「No Bad Sector!」と表示されております。

これdo台を使ってHDDからSSDへディスクローン

この状態ですと、丸ごとコピーなのでSSDも320GBしか使用できなく、残りの部分は未定義のままになります。この未定義部分を既存のパーティションに割り当てていきます。

無事にパーティションサイズの変更も終わり、SSDをパソコンに取り付けていきます。

FMV BIBLO NF/D50 SSD取り付け

そして、電源を入れて起動してみると・・・。は・はやいです。これにはお客様もビックリ!、大変喜んでおられました。

さて、残りは起動時にエラーになっていたソフトの対処です。エラー内容は「amewari.exeは動作を停止しました」。調べた結果、これはDayz株式会社のDayzWeather for Windowsという天気予報のアプリのようです。ソフト名が分かれば後はコントロールパネル→プログラムと機能から該当のソフトをアンインストールして再起動。エラーが表示されることは2度とありませんでした。

最後に外部清掃を行ない、ご返却となりました。

都城市中町
ワイヤーアクセサリー Rutile

※ルチル様では天然石、スワロフスキーやベネチアンビーズを使ったアクセサリーを販売しており一つ一つ手作りで制作しておられます。また、Facebookも公開されておりますので。是非、ご覧ください。 ⇒ こちら