ユーザーアカウントとMicrosoftアカウントの設定

「家族で1台のパソコンを使っているので、それぞれ別に使えるようにしたい」「Microsoftアカウントを作りたいけれど、何を入力すればいいのか分からない」「パソコンを使うたびに、アカウントのパスワードを求められて困っている」。アカウントについて、こんなお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか。
パソコンの「アカウント」は、使う人ごとの目印のようなものです。うまく設定しておくと、家族それぞれの写真や書類を分けて使え、Microsoftのサービスも、安心して使えるようになります。一方で、設定を間違えると、サインインできなくなることもあります。
当店では、料金表の「システム・ソフトウェア関連」のメニューとして、「ユーザーアカウント追加設定」(品番9602)と「Microsoftアカウント設定」(品番9603)を承っています。この記事では、それぞれの作業の内容と、ご依頼の前に知っておきたいことを、順にご紹介します。2つのアカウントの違いは、Microsoftアカウントとローカルアカウント、違いと選び方でも詳しくご紹介しています。
ユーザーアカウントとMicrosoftアカウントの設定とは
2つの作業は、設定する対象が違います。当店では、次のように承っています。
- ユーザーアカウント追加設定(9602)。パソコンにユーザーアカウントを作成し、必要に応じてパスワードを設定します。1台のパソコンを、複数の人で使うときの作業です。
- Microsoftアカウント設定(9603)。Microsoftアカウントの取得または設定を行います。1アカウントごとのメニューです。
金額は、パソコンサポート料金表の「システム・ソフトウェア関連」をご覧ください。
なお、パソコンの「Windows初期設定」(9601)をご依頼の場合は、Microsoftアカウントの取得・設定が含まれています。新しいパソコンの初期設定と一緒にご依頼いただくときは、別に9603をお申し込みいただく必要はありません。この2つのメニューは、すでに使っているパソコンで、あとからアカウントを追加したいときなどに、ご利用いただけます。初期設定については、Windows初期設定の作業。新しいパソコンの最初の一歩でご紹介しています。
また、「はじめてのパソコン応援パック」には、Microsoftアカウントの取得・設定も含まれています。パックの内容は、はじめてのパソコン応援パック。届いた日から使える設定でご紹介しています。
こんなときは、ご相談ください
次のようなときは、この作業が、お役に立てるかもしれません。
- 家族それぞれが、自分専用の設定や、ファイルの置き場所で、パソコンを使いたい。
- お子さんや、ご家族が使うパソコンに、使う人ごとのアカウントを作りたい。
- Microsoftアカウントを持っていない。作り方が分からない。
- Microsoftアカウントのパスワードを忘れて、サインインできない。
- 古いパソコンで使っていたアカウントを、新しいパソコンでも使えるようにしたい。
- OfficeやOneDriveを使いたいが、アカウントの設定が分からない。
お困りの内容が、どちらの作業にあたるのか分からなくても、構いません。状況をお聞かせいただければ、ご案内します。
2つのアカウントは、何が違うのか
「ユーザーアカウント」と「Microsoftアカウント」は、名前が似ていて、混同しやすいものです。次のように、役割が異なります。
- ユーザーアカウント。そのパソコンを使う人ごとに、作る「席」のようなものです。デスクトップの背景や、書類、写真の置き場所などを、人ごとに分けて使えます。
- Microsoftアカウント。Microsoftのサービス(OneDrive、Microsoft Store、Officeなど)を使うための、インターネット上のアカウントです。メールアドレスと、パスワードで作ります。
- ローカルアカウント。そのパソコンの中だけで使うアカウントです。インターネットに接続しなくても作れます。
つまり、ユーザーアカウントは、パソコンの「使い分け」のための仕組みで、Microsoftアカウントは、サービスとつながるための「会員証」のようなものです。1つのユーザーアカウントに、Microsoftアカウントを結びつけて使うことも、ローカルアカウントのまま使うこともできます。
ローカルアカウントとの違いや、どちらを選ぶかの考え方は、Microsoftアカウントとローカルアカウント、違いと選び方でご紹介しています。
作業のご紹介① ユーザーアカウントの追加
ユーザーアカウントの追加は、パソコンを、複数の人で使うときの作業です。当店では、アカウントを作成し、必要に応じて、パスワードを設定します。
Windows 11では、おおまかに、次のような流れで追加します。パソコンメーカーの案内でも、同じような手順が説明されています。
- 設定を開く。スタートボタンから「設定」を選びます。
- 「アカウント」を選ぶ。画面の左側のメニューにあります。
- 「他のユーザー」を開く。「家族とその他のユーザー」と表示される場合もあります。
- 「アカウントの追加」を選ぶ。「その他のユーザーを追加する」の欄にあります。
- サインイン情報の入力画面で、選ぶ。Microsoftアカウントを使う場合は、メールアドレスを入力します。使わない場合は、「このユーザーのサインイン情報がありません」から進みます。
- ユーザー名と、パスワードを決める。パスワードを設定するときは、忘れた場合に備えて、セキュリティの質問も決めます。
作成したばかりのアカウントは、「標準ユーザー」になるのが一般的です。表示や、手順は、お使いのWindowsのバージョンで異なります。
標準ユーザーと、管理者の違い
アカウントには、「標準ユーザー」と「管理者」という種類があります。パソコンメーカーの案内では、次のように説明されています。
- 標準ユーザー。ほとんどのソフトを使えますが、パソコン全体や、ほかのユーザーに影響する設定は、変更できません。
- 管理者。パソコン全体を管理し、すべての設定を変更できます。パソコンの中のすべてのファイルや、プログラムにも、アクセスできます。
普段使うアカウントは、標準ユーザーにしておくと、間違った操作や、不正なソフトの影響を、受けにくくなります。管理者のアカウントは、必要な人だけに絞ることをおすすめします。アカウントの種類を変えるには、管理者のアカウントでサインインしている必要があります。
「家族それぞれのアカウントを、作ってほしい」という方へ
当店では、パソコンにユーザーアカウントを作成し、必要に応じて、パスワードを設定します。Microsoftアカウントの取得・設定も、承っています。まずは、お使いのパソコンの状況と、お困りのことをお聞かせください。詳しくは、パソコン修理・サポートのページをご覧ください。
作業のご紹介② Microsoftアカウントの取得・設定
Microsoftアカウントは、メールアドレスと、パスワードで作ります。すでにお持ちのメールアドレスを使うことも、新しくメールアドレスを作ることもできます。Microsoftアカウントがあると、次のようなことができます。
- OneDriveを使う。パソコンのファイルを、インターネット上に保存できます。
- Microsoft Storeからアプリを入れる。
- Officeを使う。WordやExcelなどの、認証や管理に使います。
- パスワードを、インターネット上で再設定できる。忘れたときに、役に立ちます。
アカウントを作るときは、メールアドレス、パスワード、生年月日などの入力が必要です。当店では、取得だけでなく、すでにお持ちのアカウントを、パソコンに設定することも承っています。
セキュリティ情報と、2段階認証
Microsoftアカウントには、「セキュリティ情報」という、連絡用の情報を登録します。メールアドレス、電話番号、認証アプリなどです。Microsoftの案内では、パスワードを忘れたときや、見慣れない場所からサインインしたときに、本人であることを確かめるために使われる、と説明されています。
さらに、「2段階認証」を有効にすると、パスワードに加えて、確認のコードが必要になり、他人に勝手にサインインされにくくなります。2段階認証については、二段階認証って設定した方がいい?やり方と注意点をやさしく解説でご紹介しています。
2段階認証を有効にしたあとで、連絡方法を失うと、アカウントに戻れなくなるおそれがある、とMicrosoftは案内しています。そのため、セキュリティ情報は、複数登録しておくことが大切です。
パスワードは、使い回さない
Microsoftアカウントのパスワードは、ほかのサービスと同じものを使い回さないようにしてください。パスワードの管理のコツは、そのパスワード、使い回していませんか?今日からできる管理術でご紹介しています。
作業のご紹介③ 設定のあとの確認
アカウントを作ったり、設定したりしたあとは、次の点を確認すると、安心して使い始められます。
- それぞれのアカウントで、サインインできるか。追加したアカウントに、実際に、サインインしてみます。
- パスワードや、PINを、控えているか。忘れると、サインインに時間がかかります。
- アカウントの種類が、意図したとおりか。管理者にするか、標準ユーザーにするかを、確かめます。
- Microsoftアカウントで、サインインできているか。OneDriveや、Microsoft Storeが、使えるか確認します。
- セキュリティ情報が、登録されているか。パスワードを忘れたときの、備えになります。
- 家族それぞれが、自分のアカウントの使い方を、知っているか。サインアウトの仕方や、切り替え方を、確認します。
なお、ユーザーアカウントを追加すると、パソコンの再起動や、シャットダウンのときに、「まだ他のユーザーがこのPCを使っています」と表示されることがあります。これは、別のアカウントが、サインインしたままになっているためです。慌てずに、表示の内容を確認してください。
ご依頼の前に用意いただきたいもの
スムーズに進めるために、次のものを、ご用意いただけると助かります。
- パソコン本体と、管理者のアカウントの情報。すでに設定されている、サインイン用のパスワードや、PINです。
- 追加したい人の名前と、希望するアカウントの種類。標準ユーザーか、管理者かを、決めておきます。
- お持ちのMicrosoftアカウントの情報。メールアドレスと、パスワードをご用意ください。お持ちでない場合は、新しく作ります。
- 連絡用のメールアドレスと、スマートフォン。確認のコードを、受け取るときに使います。
- パスワードの候補。推測されにくく、ご自身が覚えられるものを、考えておくと、スムーズです。
お持ちでないものがあっても、構いません。ご用意の仕方も含めて、ご相談ください。
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アカウントの注意点と、日ごろの備え
アカウントは、パソコンを安心して使うための土台です。次の点に、気をつけてください。
- パスワードを、人に教えない。家族でも、それぞれのアカウントのパスワードは、分けて管理します。
- 管理者のアカウントは、必要な人だけに。普段使うアカウントは、標準ユーザーにしておくと安心です。
- アカウントを削除するときは、データを確認する。アカウントを削除すると、そのアカウントの書類や写真が、消えることがあります。削除の前に、必要なデータを、別の場所に保存してください。
- パスワードや、セキュリティ情報は、控えておく。控えは、パソコンのそばではなく、別の安全な場所に、保管します。
- 修理に出すときの、アカウントの扱いに注意する。修理に出す前の準備は、パソコン修理に出す前に、パスワードやログイン情報はどうすればいい?でご紹介しています。
- 怪しいメールの、案内に従わない。「アカウントが停止されます」といった内容のメールから、パスワードを入力しないでください。
メールの設定が必要なときは、メールソフトの設定作業。送受信できるようにするまでもご覧ください。ご自身で初期設定を進める場合は、パソコンの初期設定は自分でできる?必ずやるべき8つの設定と失敗しやすいポイントが参考になります。
よくあるご質問
Q. ユーザーアカウント追加設定と、Microsoftアカウント設定は、何が違いますか?
ユーザーアカウント追加設定(9602)は、パソコンにユーザーアカウントを作成し、必要に応じてパスワードを設定する作業です。Microsoftアカウント設定(9603)は、Microsoftアカウントの取得または設定を行う作業で、1アカウントごとのメニューです。
Q. 新しいパソコンの初期設定と、一緒に頼めますか?
はい、ご相談ください。Windows初期設定(9601)には、Microsoftアカウントの取得・設定が含まれています。初期設定のご依頼の場合は、別にMicrosoftアカウント設定を、お申し込みいただく必要はありません。
Q. Microsoftアカウントを持っていません。作ってもらえますか?
はい、ご相談ください。当店では、Microsoftアカウントの取得または設定を承っています。連絡用のメールアドレスと、スマートフォンを、ご用意ください。
Q. 標準ユーザーと、管理者は、どちらにすればいいですか?
普段使うアカウントは、標準ユーザーをおすすめします。管理者は、パソコン全体の設定を変えられるため、必要な人だけに絞ると、安心です。後から種類を変えることもできます。
Q. パスワードを忘れました。どうすればいいですか?
Microsoftアカウントの場合は、登録したセキュリティ情報を使って、インターネット上で再設定できることがあります。ローカルアカウントの場合は、手段が限られます。状況を伺ったうえで、ご案内しますので、ご相談ください。
Q. アカウントを追加すると、データは別々になりますか?
はい、ユーザーアカウントごとに、デスクトップや、ドキュメント、ピクチャなどの置き場所が分かれます。ほかのアカウントのデータは、そのままでは見られません。
Q. 子どもや、家族のアカウントを、作りたいです。
はい、ご相談ください。お使いになる方や、使い方をお聞かせください。
Q. アカウントのパスワードを、教えないといけませんか?
作業には、サインインに必要な情報が、必要になることがあります。扱い方は、事前にご相談ください。作業が終わったら、パスワードを変えることを、おすすめします。
アカウントの設定は、パソコンを安心して使うための、大切な土台です。都城市のパソコンサポーターゼットでは、ユーザーアカウントの追加や、Microsoftアカウントの取得・設定のご相談を承っています。都城周辺で、「家族それぞれのアカウントを作りたい」「Microsoftアカウントの作り方が分からない」など、お困りでしたら、どうぞお気軽にご相談ください。
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