パソコンの動きが重い原因を、タスクマネージャーで自分で確認する方法

「最近パソコンの動きが重い気がする」「アプリの起動に時間がかかるようになった」——都城市にお住まいの方からも、当店にはこうしたご相談が日常的に寄せられます。実際に動作が遅くなる原因は、ウイルス感染から経年劣化まで幅広く、原因によって対処法もまったく異なります。実は、Windowsには「タスクマネージャー」という、今パソコンの中で何が起きているのかを確認できる標準機能が用意されています。難しい専門知識がなくても、いくつかの画面を見るだけで「何が重くしているのか」のヒントをつかむことができます。この記事では、タスクマネージャーの基本的な開き方から、原因を確認する方法、そして重くしているアプリを終了する手順まで、初めての方にも分かりやすくご紹介します。
パソコンの動きが重いと感じたら、まず確認したいこと
パソコンの動きが重いと感じたとき、多くの方はまず「再起動してみる」「とりあえず様子を見る」といった対応を取られるかと思います。もちろんそれも有効な対処法のひとつですが、実際に何が原因で重くなっているのかが分からないままだと、同じ症状を繰り返してしまうことも少なくありません。動作が重くなる原因は、起動しているアプリが多すぎる、メモリの空き容量が不足している、ストレージの空き容量が少ない、バックグラウンドでウイルススキャンやアップデートが動いている、パソコン自体が経年劣化しているなど、実にさまざまです。タスクマネージャーを使えば、こうした原因の手がかりを、専門知識がなくてもご自身の目で確認することができます。特に、「昨日まで普通に使えていたのに、急に重くなった」という場合と、「以前から少しずつ重くなってきた」という場合とでは、原因の傾向も異なります。前者は特定のアプリやアップデートが影響している可能性が高く、後者はストレージの空き容量不足や経年劣化が関係していることが多いため、まずはご自身のパソコンがどちらの状況に近いかを思い出しておくと、原因の見当をつけやすくなります。
タスクマネージャーの開き方
タスクマネージャーを開く方法はいくつかありますが、もっとも簡単なのは、キーボードの「Ctrl」キーと「Shift」キーと「Esc」キーを同時に押す方法です。この3つのキーを押すだけで、タスクマネージャーの画面がすぐに立ち上がります。また、画面下のタスクバーを右クリックして表示されるメニューから「タスクマネージャー」を選ぶ方法や、「Ctrl」キーと「Alt」キーと「Delete」キーを同時に押して表示される画面から選ぶ方法もあります。どの方法でも同じ画面が開きますので、ご自身が覚えやすい方法で構いません。初めて開いたときは、シンプルな一覧画面が表示される場合がありますが、左下(または左側)に表示される「詳細」をクリックすると、これからご紹介する詳しい画面に切り替わります。
「プロセス」タブで、何が重くしているのかを確認する方法
タスクマネージャーを開くと、いくつかのタブが並んでいますが、まず確認していただきたいのが「プロセス」タブです。ここには、現在パソコンで動いているアプリや処理(プロセス)が一覧で表示され、それぞれがどれくらいCPU・メモリ・ディスクを使っているかが数値やパーセントで確認できます。一覧の見出し部分にある「CPU」「メモリ」といった項目名をクリックすると、使用率の高い順に並び替えることができるため、「今、何がパソコンに一番負荷をかけているか」が一目で分かります。特定のアプリやブラウザのタブがCPUやメモリを大きく占有している場合は、それが動作を重くしている直接の原因になっている可能性が高いといえます。
CPU・メモリ・ディスクの使用率の見方
プロセスタブに表示される数値の見方も知っておくと、より状況を把握しやすくなります。「CPU」は、パソコンの処理能力がどれだけ使われているかを示す数値で、常に90%以上など高い状態が続いている場合は、重い処理をするアプリが動きすぎている可能性があります。「メモリ」は、一時的にデータを置いておく領域の使用率で、これが常に高い状態だと、アプリの切り替えや動作がもたつく原因になります。「ディスク」は、ハードディスクやSSDへの読み書きの負荷を示し、ここが高い状態が続く場合は、ストレージの空き容量不足や、ウイルススキャン・Windows Updateなどのバックグラウンド処理が影響していることがあります。いずれか一つの数値が常に高い状態が続いている場合は、それが動作を重くしている主な原因と考えられます。逆に、CPU・メモリ・ディスクのいずれも低い数値のまま動作が重い場合は、タスクマネージャーだけでは原因を特定しにくいケースもあり、ネットワークの通信速度や、パソコン自体の経年劣化が影響していることも考えられます。数値を一度確認して終わりにするのではなく、パソコンが重いと感じたタイミングで何度か確認してみることで、原因の傾向がより見えやすくなります。
ご自身での判断に不安がある方はお気軽にご相談ください
「タスクマネージャーを見てもよく分からない」「原因が特定できない」という方は、無理にご自身で対処しようとせず、当店までご相談ください。実際の画面を拝見しながら、原因の確認から対処法までご案内いたします。
重い原因のアプリ・プロセスを終了する方法
CPU・メモリを大きく占有しているアプリやプロセスが分かったら、そのアプリを選択したうえで、画面右下(または右上)に表示される「タスクの終了」ボタンをクリックすることで、その場でアプリの動作を停止させることができます。動作が重くて反応しなくなってしまったアプリを強制的に終了したい場合にも、この方法が有効です。ただし、見覚えのないプロセス名や、Windows自体の動作に関わるシステムプロセスを不用意に終了してしまうと、パソコンの動作が不安定になったり、保存前のデータが失われてしまったりすることがあります。「svchost.exe」「System」といった見慣れないプロセス名が上位に表示されていても、むやみに終了せず、ご自身のブラウザやアプリ以外は触らないようにすることをおすすめします。判断に迷う場合は、無理に操作を進めず当店にご相談ください。なお、タスクの終了はあくまで一時的な対処であり、パソコンを再起動すると再びそのアプリが自動的に立ち上がる場合があります。頻繁に同じアプリが原因で重くなる場合は、次にご紹介するスタートアップの見直しもあわせて行っていただくと、根本的な改善につながりやすくなります。
「スタートアップ」タブで、起動時に自動で動くアプリを見直す
パソコンの電源を入れてから重く感じる、という場合は、「スタートアップ」タブを確認してみましょう。ここには、パソコンの起動と同時に自動で立ち上がるように設定されているアプリの一覧が表示されます。長年パソコンを使っていると、インストールしたソフトが気づかないうちにスタートアップに登録され、起動のたびに自動で立ち上がるアプリがどんどん増えてしまっていることがあります。一覧の中から、普段あまり使わないアプリを選択し、「無効にする」を選ぶことで、次回の起動時から自動的に立ち上がらないようにできます。この設定はあくまで「起動時に自動で立ち上がるかどうか」を変更するだけで、アプリ自体が削除されるわけではありませんので、必要になった際はご自身で通常通り起動していただけます。
パフォーマンスタブで、CPU・メモリの状態をグラフで確認する
「パフォーマンス」タブでは、CPU・メモリ・ディスク・ネットワークなど、パソコン全体の使用状況を、リアルタイムのグラフで確認することができます。プロセスタブが「どのアプリが」負荷をかけているかを見る画面だとすると、パフォーマンスタブは「パソコン全体として」どれくらいの負荷がかかっているかを俯瞰できる画面です。グラフが常に高い位置で推移している場合は、一時的な負荷ではなく、慢性的にパソコンの性能が足りていない可能性も考えられます。また、メモリのタブでは「使用中」「利用可能」といった内訳も確認でき、増設を検討する際の目安にもなります。メモリの増設については、メモリ(RAM)を増設すると本当に速くなる?SSD交換との違いでも詳しくご紹介しています。
タスクマネージャーで分かること・分からないこと
タスクマネージャーは、今パソコンの中で何が起きているかを知るための、とても便利な機能ですが、万能ではありません。たとえば、ウイルスやマルウェアが原因で動作が重くなっている場合、プロセスの一覧だけでは見分けがつきにくいことがあります。また、ハードディスク自体の経年劣化や、ストレージの空き容量不足が根本的な原因になっている場合は、アプリを終了するだけでは改善しません。タスクマネージャーで原因のヒントをつかんだ後、さらに高速化したい場合はパソコンの動作を軽くする!今日からできる7つの高速化テクニックもあわせてご覧ください。それでも改善しない場合や、原因がはっきりしない場合は、修理と買い替えのどちらが適しているか迷われる方も多く、その判断については動作が重いパソコン、修理と買い替えどちらを選ぶ方が多い?相談事例から見る傾向もあわせてご参考にしてください。ご自身での判断が難しい場合は、当店のパソコン修理・訪問サポートにて、実際の状態を確認したうえでご案内いたします。都城市はもちろん、周辺エリアへの出張対応も承っております。「これくらいのことで相談していいのだろうか」と迷われる方も多いのですが、原因がはっきりしないまま使い続けるよりも、早めにご相談いただいたほうが、結果的に安心して長くお使いいただけることが多いです。
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よくあるご質問
Q1. タスクマネージャーを開いただけで、パソコンに何か影響はありますか?
A1. いいえ、タスクマネージャーを開いて画面を見るだけでは、パソコンの動作に影響はありません。安心してご確認いただけます。
Q2. どのプロセスを終了していいか分かりません。
A2. ご自身で開いた覚えのあるブラウザやアプリ以外は、むやみに終了しないことをおすすめします。判断に迷う場合は、無理に操作せず当店にご相談ください。
Q3. スタートアップを無効にしたアプリは、二度と使えなくなりますか?
A3. いいえ、無効にするのはあくまで「起動時に自動で立ち上がる設定」だけです。アプリ自体は残っていますので、必要なときはご自身で通常通り起動していただけます。
Q4. CPUやメモリの使用率は、どれくらいが正常な範囲ですか?
A4. パソコンの機種や作業内容によって異なりますが、何も作業をしていない状態でCPU・メモリの使用率が常に高い場合は、何らかの原因が潜んでいる可能性があります。
Q5. タスクマネージャーで確認しても、原因が分かりませんでした。
A5. タスクマネージャーだけでは判断が難しいケースもあります。ウイルス感染やハードウェアの経年劣化が原因の場合もありますので、当店までご相談ください。
Q6. Macでも同じように確認できますか?
A6. Macには「アクティビティモニタ」という同じような機能があります。この記事ではWindowsパソコンでの確認方法をご紹介しています。
Q7. 法人で複数台のパソコンを確認したい場合も相談できますか?
A7. もちろんです。複数台まとめてのご相談・点検も承っております。
Q8. 相談だけでも大丈夫ですか?
A8. はい、大丈夫です。診断・お見積りは無料ですので、「これくらいのことで聞いてもいいのか」と迷わず、お気軽にお電話ください。
パソコンの動きが重いと感じたときは、まずタスクマネージャーを開いて、何が原因になっていそうかを確認してみることから始めてみてください。ご自身で判断が難しい場合や、確認しても改善しない場合は、無理に対処を進めず、都城市のパソコンサポーターゼットまでお気軽にご相談ください。原因をしっかり見極めたうえで、最適な対処法をご案内いたします。









