Windowsの画面録画|標準機能の使い方と音声

「パソコンの操作方法を、動画で残して、家族や同僚に見せたい」「オンライン会議や、セミナーの画面を、あとで見返したい」「パソコンの調子が悪い様子を、動画で見せれば、説明が伝わりやすいのに」。そんなときに役立つのが、画面の動きを動画として保存する「画面録画」です。実は、Windows 11には、特別なソフトを入れなくても使える、画面録画の機能が、最初から備わっています。この記事では、画面録画でできること、標準機能の使い分け、録画の前に準備しておきたいこと、切り取り領域ツールとXbox Game Barでの録画の手順、音声の入れ方、録画したあとの保存先と共有、うまく録画できないときの対処まで、順番にご案内します。
画面録画とは? どんなときに使えるのか
画面録画とは、パソコンの画面に映っている動きを、そのまま動画のファイルとして、保存する機能です。マウスの動きや、クリックした場所、画面の切り替わりなどが、そのまま記録されます。マイクを使えば、声を入れることもできます。
画面録画は、たとえば、次のような場面で、役に立ちます。
- パソコンの操作手順を、動画にして残す。文章や、画像だけでは伝わりにくい操作も、動画なら、順番に見せられます。
- パソコンの調子が悪いときに、エラーが出る様子を、動画で記録する。修理店や、サポートに相談するとき、症状が、正確に伝わります。
- オンライン会議や、講座の画面を、あとで見返すために、保存する。ただし、他の人が参加している会議は、事前に、許可を取るのがマナーです。
- ご家族の、パソコンの困りごとを、遠く離れた場所から、動画で教えてもらう、または、教えてあげる。
なお、画面の「ある瞬間」だけを、静止画で残したい場合は、スクリーンショットのほうが、手軽です。詳しくは、スクリーンショットの撮り方、覚えておくと便利な基本操作をご覧ください。この記事では、動きを動画で残す、画面録画を扱います。機能や画面は、Windowsの更新で変わる場合があります。この記事の内容は、2026年10月時点の、Windows 11を中心にしたものです。
標準の画面録画は2種類。使い分けのポイント
Windows 11では、特別なソフトを入れなくても、主に2つの方法で、画面を録画できます。それぞれ、得意なことが違いますので、目的に合わせて選びましょう。
- 切り取り領域ツール(Snipping Tool)。画面の、好きな範囲を、四角で囲んで録画できます。操作が簡単で、初めての方に、おすすめです。画面の一部だけを、録画したいときや、デスクトップ全体の動きを残したいときに向いています。
- Xbox Game Bar(エックスボックス ゲーム バー)。もともとは、ゲームを録画するための機能ですが、ゲーム以外のアプリでも、使えます。ただし、録画できるのは、基本的に、1つのアプリの画面だけです。デスクトップや、エクスプローラーは、録画できません。
迷ったときは、まず、切り取り領域ツールを、使ってみてください。ほとんどの目的は、これで足りるはずです。録画した動画を、カットしたり、字幕を付けたりして、きれいに編集したい場合は、Windowsに入っている動画編集アプリの、Clipchamp(クリップチャンプ)を使う方法もあります。
なお、Windows 10をお使いの場合は、機能の有無や、画面が異なる場合があります。ご不明な点は、お気軽にご相談ください。
録画を始める前に、準備しておきたいこと
画面録画は、パソコンの画面に映っているものを、すべて記録します。録画を始めてから、慌てないように、次の準備を、先に済ませておきましょう。
- 通知を、オフにします。メールや、メッセージの通知が、画面の隅に出ると、そのまま録画されてしまいます。通知の設定については、通知が多くて集中できない…オフにする基本設定をご覧ください。
- 画面に映したくないものを、閉じておきます。個人情報や、パスワード、他の人とのやり取りが、映り込まないように、不要なウィンドウや、タブは閉じます。
- 録画する画面の、大きさや、並べ方を整えます。ウィンドウの並べ方については、複数のウィンドウを使いこなす、切り替え・並べ方の基本操作が参考になります。
- 声を入れたいときは、マイクが、使える状態かを確認します。パソコンに、マイクが付いていない場合は、ヘッドセットなどを、つなぎます。
- 保存先に、空き容量があるかを確認します。動画は、ファイルが大きくなりやすく、長く録画するほど、容量を使います。
- 本番の前に、10秒ほど、テスト録画をします。保存されたファイルを開いて、映像と声が、きちんと入っているかを、確認しておきましょう。
切り取り領域ツールで、画面を録画する手順
それでは、実際に録画してみましょう。切り取り領域ツールでの、録画の手順は、次のとおりです。
- キーボードの「Windows」キーと「Shift」キーを押しながら「R」キーを押します。切り取り領域ツールが、録画の状態で起動します。スタートメニューから「切り取り領域ツール」を開き、ビデオカメラのマークを選んでも、同じです。
- 録画したい範囲を、ドラッグして、四角で囲みます。録画が始まってから、範囲を変えることは、できません。そのため、少し大きめに、囲んでおくのがおすすめです。
- 「スタート」を押します。3秒のカウントダウンのあと、録画が始まります。
- 録画したい操作を、行います。録画中は、一時停止や、停止のボタンが使えます。マウスのポインターも、録画されますので、動かし方は、ゆっくりにしましょう。
- 録画を終えるときは、停止のボタンを押します。
録画を止めると、切り取り領域ツールの画面で、録画した動画を、すぐに再生して、確認できます。余分な部分は、「トリム」という機能で、前後を切り取れます。動画は、MP4という形式で、保存されます。MP4は、パソコンでも、スマートフォンでも、再生しやすい、一般的な形式です。
「録画の機能が出てこない」という方へ
パソコンの種類や、Windowsのバージョンによっては、画面録画の機能が、表示されないことがあります。お客様のパソコンを拝見しながら、使える方法を、一緒に確認することもできます。お気軽にご相談ください。詳しくは、パソコン修理・サポートのページをご覧ください。
声や、パソコンの音を入れるには
画面録画で、迷いやすいのが、音の設定です。録画に入れられる音には、2つの種類があります。
- マイクの音。自分の声や、まわりの音です。操作の説明を、声で入れたいときに使います。
- システムの音。パソコンから出る音です。動画や、音楽、通知の音などが、含まれます。
切り取り領域ツールでは、録画を始める前の画面に、マイクと、システムの音を、それぞれ、オンやオフにするボタンがあります。マイクは、初期状態では、オフ(ミュート)になっている場合があります。声を入れたいときは、マイクの入力先を選んで、オンにしてください。初めて使うときは、マイクの使用の許可を、求められることがあります。
声が入らないときは、次の点を、確認してみましょう。まず、Windowsの「設定」の、プライバシーの項目で、マイクの使用が、許可されているかを確認します。次に、マイクの入力先が、正しいかを確認します。パソコンの音の設定については、オンライン会議で自分だけ聞こえない・映らない…よくある原因と対処法も、参考になります。なお、画面に表示されたマイクのマークだけでは、実際に声が入っているかは、分かりません。必ず、テスト録画をして、再生して確認してください。
Xbox Game Barで録画する方法
もう1つの方法が、Xbox Game Barです。特定のアプリを録画するときに、使えます。
- 録画したいアプリを、画面に表示し、そのアプリを、クリックして、選んだ状態にします。
- キーボードの「Windows」キーを押しながら「G」キーを押します。Xbox Game Barが、画面に表示されます。
- 「キャプチャ」の画面にある、録画のボタンを押します。または、「Windows」キーと「Alt」キーを押しながら「R」キーを押すと、画面を出さずに、録画を始められます。
- 録画を終えるときは、同じキーの操作、または、画面に出る、停止のボタンを押します。
Xbox Game Barで録画できるのは、基本的に、選んだアプリの画面だけです。デスクトップ全体や、エクスプローラーは、録画できません。また、機能が、オフになっている場合は、Windowsの「設定」の「ゲーム」から、Xbox Game Barを、オンにする必要があります。表示される名前は、バージョンによって、少し異なる場合があります。デスクトップの動きや、複数のアプリをまたぐ操作を、録画したいときは、切り取り領域ツールを、使ってください。
録画したあとの保存先・確認・共有
録画した動画は、基本的に、自動で保存されます。保存先は、方法によって、異なります。
- 切り取り領域ツール。「ビデオ」フォルダの中の、「画面録画」フォルダに、MP4で保存されます。保存先や、自動保存のオンとオフは、切り取り領域ツールの設定から、変えられます。
- Xbox Game Bar。「ビデオ」フォルダの中の、「キャプチャ」フォルダに、保存されます。
保存先が分からなくなったときは、エクスプローラーで、「ビデオ」フォルダを開いてみてください。ファイルの探し方は、ファイルの保存場所が分からない…整理のキホンでもご案内しています。
録画した動画は、長さや、画面の大きさによって、ファイルが、とても大きくなります。そのため、メールの添付では、送れないことがあります。大きなファイルを送りたいときは、クラウドのサービスで、共有する方法や、ファイルを圧縮する方法があります。圧縮については、ZIPファイルって何?圧縮・解凍の基本操作をご覧ください。また、動画がたまって、パソコンの容量が足りなくなってきたときは、写真や動画でパソコンの容量がいっぱいに…今日からできる整理術や、ディスクのお掃除、ストレージセンサーで自動的に空き容量を増やす設定も、参考にしてください。
うまく録画できないときの対処と、気をつけたい点
画面録画が、うまくいかないときは、次の点を、確認してみましょう。
- 録画のボタンが見つからないときは、アプリの更新が、残っていないかを、確認します。会社から貸し出されているパソコンの場合は、管理者の設定で、使えないことがあります。
- 録画した動画が、途中で止まるときは、保存先の空き容量と、パソコンが、スリープに入っていないかを、確認します。
- 声が入らないときは、マイクの使用の許可と、入力先を、確認します。
- 録画した画面の一部が、真っ黒に映るときは、動画配信サービスなどの、保護された映像かもしれません。このような映像は、録画できない場合があります。無理に録画しようとせず、あきらめましょう。また、セキュリティソフトの設定で、ブラウザーの画面の録画が、制限されることもあります。
- Xbox Game Barが、使えないときは、「設定」の「ゲーム」で、機能が、オンになっているかを、確認します。それでも使えないときは、切り取り領域ツールを、使ってみてください。
また、録画した動画の、扱いにも、気をつけたい点があります。まず、映画や、音楽、有料の動画配信サービスなど、著作権のあるものを録画して、ほかの人に配ったり、インターネット上に公開したりすることは、法律に違反するおそれがあります。次に、画面には、パスワードや、個人情報、他の人とのやり取りが、映り込んでいることがあります。動画を、他の人に渡す前に、必ず、最初から最後まで、再生して、確認してください。さらに、オンライン会議の録画は、参加者に、事前に伝えて、了承を得ましょう。在宅で、会社の画面を録画する場合は、会社の決まりに従う必要があります。詳しくは、テレワーク・在宅ワークで気をつけたい、自宅のセキュリティ対策をご覧ください。
パソコンサポーターゼットは、都城市山田町にある、パソコン修理・販売・サポートの店舗です。「画面録画のやり方が分からない」「パソコンの不具合を、動画で見てもらいたい」「録画した動画が、うまく保存できない」といったご相談も、お受けしています。都城やその周辺で、ご自宅に伺ってのご相談をご希望の場合は、出張訪問エリア・料金一覧をご確認ください。
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よくあるご質問
Q1. 画面録画は、特別なソフトを入れないと、使えませんか?
A1. Windows 11には、切り取り領域ツールと、Xbox Game Barという、画面録画の機能が、最初から入っています。特別なソフトを入れなくても、使えます。
Q2. 画面録画のショートカットキーを教えてください。
A2. 切り取り領域ツールは、「Windows」キーと「Shift」キーを押しながら「R」キーです。Xbox Game Barは、「Windows」キーと「G」キーで画面を出し、「Windows」キーと「Alt」キーを押しながら「R」キーで、録画の開始と停止ができます。
Q3. 録画した動画は、どこに保存されますか?
A3. 切り取り領域ツールは、「ビデオ」フォルダの中の「画面録画」に、Xbox Game Barは、「ビデオ」フォルダの中の「キャプチャ」に、保存されます。
Q4. 録画したのに、声が入っていません。
A4. 録画を始める前に、マイクが、オンになっていたかを、確認してください。また、Windowsの設定で、マイクの使用が、許可されているかも、確認が必要です。事前に、短いテスト録画をして、声が入るかを、確かめておくと安心です。
Q5. デスクトップ全体を、録画することはできますか?
A5. 切り取り領域ツールで、画面の範囲を、広く囲めば、録画できます。Xbox Game Barは、デスクトップやエクスプローラーを、録画できません。
Q6. 録画した動画が、大きすぎて、メールで送れません。
A6. 動画のファイルは、大きくなりやすいため、メールの添付に、向きません。クラウドのサービスで共有するか、ファイルを圧縮するなど、別の方法を、お使いください。
Q7. 動画配信サービスの動画を、録画してもよいですか?
A7. 著作権のある動画を録画して、配ったり、公開したりすることは、法律に違反するおそれがあります。また、保護された映像は、黒く映って、録画できない場合があります。ご自分で見るだけの場合も、サービスの利用規約を、ご確認ください。
Q8. 相談だけでも大丈夫ですか?
A8. はい、大丈夫です。診断・お見積りは無料ですので、「これくらいのことで聞いてもいいのか」と迷わず、お気軽にお電話ください。
画面録画は、操作の手順や、パソコンの不具合の様子を、伝えるときに、とても便利な機能です。まずは、切り取り領域ツールで、短い動画を、テスト録画してみてください。録画する前に、通知を切って、映り込む情報に、気をつけることも、大切です。それでも、録画の方法に迷うときや、うまく録画できないときは、都城市のパソコンサポーターゼットが、状態を拝見したうえでご案内します。まずはお気軽にお電話ください。









